ポリシーをぶつけろ

経営者の本気

経営者の熱い思いを聞くと、涙が出てきそうになる。

 

「この商品を世の中に届けたい」という気持ちや、「世の中に価値を認めてもらいたい」という真っ直ぐな思いが、胸に突き刺さる。

 

私はそのお手伝いをする仕事をしている。

生半可な思いでやれば、認められない仕事だ。

だからとことん成果にこだわるし、信用にこだわる。

元来「熱い思い」や「絆」みたいなものが嫌いな性分だったが、ここ最近は価値観が変わったのか、そういったものに魅力を感じる。

 

ポリシーをぶつけろ

熱い思いが強くなると、ポリシーに合わないお客さんを遠ざけ始める。

 

しかし

ポリシーにそぐわないお客さんの仕事は引き受けない。のは間違いだ。

ポリシーにそぐわないなら、自分のポリシーをぶつけてみよう。

 

これは、とあるドラマより学んだことだ。

 

相性は悪いお客さんはたくさん居る。

そのお客さんのことを考えて全身全霊かけて仕事しているつもりでも、どうも上手く喜んでもらえない場合もあれば、

時間が経つにつれてどんどん合わなくなってくる場合もある。

 

そういうことが重なると、合わないお客さんの傾向が見えてきて

ポリシーに合わないお客さんは避けるようになる。

 

でもきっと、そのお客さんに商品やサービスを届けたら

思いもしなかった喜びや幸福に繋がるかもしれない。

もしくは将来のリスクヘッジになるかもしれない。

 

だからといって「我慢しろ」というのではない。

「ポリシーをぶつけてみよう」と思う姿勢が大切なのだと思う。

 

ただそれには、用心が必要だ。

 

ポリシーをぶつけようとして関係がこじれ、悪化するケースもあるだろう。

そうならない為には、やはり保身する術を身に着けておくべきで

それは歴史上の先輩方が書かれた、書籍から学べるだろう。

 

避けず、戦い、先を読み行動する。

 

いつの時代の"戦術"にも、通じる考え方なのではないか。